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キャリア教育

ペルーで活躍している人からの講話

各企業の方々をお招きして外部講師をお招きして職業についてのお話を聞き、児童生徒が将来の進路を考えるための講話です。将来の夢や職業選択のために一つのモデル(目標)を児童生徒が描いてほしいという願いで行っています。

1 令和6年度の予定

5月28日(火) Seghohr の 森田輝さん ペルーの文化遺産を保存するための活動を行っている方

 

 

 

 

森田さんの話を聞いて   中学部二年

 森田さんは、色々な仕事をしています。テレビ番組のコーディネーター、ナスカの地上絵を守る仕事、お酒を造る仕事など。普通、人は一つの仕事だけをしますが、森田さんはたくさんの仕事をしています。だから、幸せなんだと思いました。

 僕は「なりたい自分を気づいたのはいつですか」と質問をしました。森田さんは、「なりたい自分は時間がたつと変わっていく」と話していました。新しいやりたいことが出てきたら前のことを捨てるのではなく、自分の引き出しにしまっておくと言っていました。好きなことを忘れるんじゃなくてしまっておいたら、またいつか実現できる日が出てくるかもしれないと言うことです。

 自分の夢はプロサッカー選手です。だけどもう一つサッカーぐらい好きなことがあります。それは車に関係することです。サッカーが好きだから、車に関することはできないと思っていましたが、森田さんの話を聞いて車に関する夢もわすれずにしまっておいたらまたいつか実現できると言うことを学びました。

 これからは一つの夢を持つだけでなく、その時その時の夢に挑戦して、果たせなかった夢は自分の引き出しにしまっておこうと思いました。

7月3日(水) 独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構 (JOGMEC)ジョグメックの初谷和則さん

       「ジョグメックの仕事、ペルーの地下資源についてのお話」

 

<中学部一年生の感想>

  今回の講演会で、自分の好きを大切にするということが将来の仕事や趣味などに関わってくると知り、自分の好きなことを忘れず生活していきたいと思いました。今回の講演会で資源などにさらに詳しくなったと思います。特に、石油などがペルーにあることがわかり、とても誇らしくなりました。

 

 今回、初谷さんのお話を聞いて、自分が今まで将来やりたいと思ったことのない、あまり知らないJOGMECの話だった。自分は、これまでJOGMECを鉱山関係の仕事の会社だと知っていたけど、話を聞くと、鉱山だけでなく、政府や民間の企業だけでは難しいエネルギーを扱っている会社だということが分かった。その中でも、いろいろな仕事があるが、JICAに似ているところもあって、JOGMECも面白そうだと思った。 

 初谷さんのメッセージ3つ「好きを大事に」「分からなくなったら聞く」「苦手も挑戦する」は、森田さんのメッセージと繋がるところがあった。でも、森田さんと違って、今が1番若いという考え方は、とても素敵だと思った。お二人の話を聞いて、似ている考え方、違う考え方があり、人生にはいろいろなものがあるのだと思ったので、僕はこれから自分らしい生き方を見つけていきたい。 

 

 初谷さんは、好きなこと、興味を持ったものを大切にずっと夢を追いかけてきたのだと思いました。小学校の頃から好きだった理科からどんどん深く追求して、JOGMECの今の初谷さんになったということがわかりました。私は今あまり好きなものも興味のあるものも得にないので、好きなことのためにたくさん努力をしてきた初谷さんは本当に尊敬します。私もいつか好きなことができたら、それに向かって夢を追いかけていきたいです。

9月       独立行政法人 国際協力機構(JICA)ペルー事務所長 の 西村貴志さん

         ペルーでの活動やジャイカの仕事内容等について

 

   *今後、計画ができ次第、ここのページでも紹介していきます。

職業講話から学んだこと                                                           中学部三年

 初めての職業講和には森田さんがいらっしゃった。森田さんは、大人になっても夢を持ち続けることの大切さや、学校の勉強がどう未来に活きていくのかをお話しされた。45分間あったはずなのに、森田さんのお話に聞き入っているとあっという間に時間が過ぎてしまった。それは、森田さんがただただお話しされるのではなく、聞き手側の興味を引くためにドローンや、映像などを用いてお話ししてくださったからだと思う。

 お話しされていた中で特に心に残っている言葉がある。それは森田さんが私たちの質問に答えてくださったときのお言葉だ。「なぜ日本ではなく、ペルーでお仕事をされているのか」を質問したら、 『外国で働いたほうが大変なことがたくさんあるけれど、より難しい道を選んだほうが幸せになれる。』とおっしゃっていた。私は、職業講話が終わってもこの言葉が頭から離れなかった。中学生になると、自分で選択することが小学生よりも多くなる。そんなとき私は、後先考えずに、その場しのぎの一番楽な道を選んできた。でも今回、森田さんの説得力のあるお話を聞いて、その考えが変わった。例えば、児童生徒会活動などで、去年までは面倒くさいからと言って特に何もしてこなかったけれど、今年は、私にとってリマ日最後の年ということもあり、生徒会主導で動く企画などがたくさん計画されている。企画などを自分たちで考え、動くのは大変だけれど計画していたことがうまくいくと、達成感はより大きくなると思う。

 だから、今後は、未来を見据えて、幸せになるために、より難しい道を選んでいこうと思う。

進路指導参考資料

国語の学習で、中学生が作った職業ガイドです。(参考)

同時通訳について                                2年 澤 つぐみ

 教科書で職業ガイドを作ることになり、私は同時通訳について興味があったので調べてみました。

■同時通訳者の仕事とは

 通訳は、ただ言葉を翻訳することだけが仕事ではなく、円滑(えんかつ)なコミュニケーションをサポートすることが大切。

 同時通訳は、話し手の言葉を聞きながら同時に通訳していく手法であって、話し手の言葉を聞き取り、瞬時に理解して通訳することになるため、同時通訳には高い技術力が求められる。

■同時通訳者になるには

 通訳の仕事をするには、高い語学力を持っていることは必須(ひっす)条件(じょうけん)。しかし、語学力があるだけでは務まらない。
 発言内容を漏らさず聞き取る集中力、相手の意図を正確に把握する理解力、即座(そくざ)に異なる言語で表現する表現力など様々な技術が必要。

通訳の仕事をしていた方へのインタビュー

 大使館のT.Nさんにインタビューをしました。

通訳の仕事で大事だと思うこと

①翻訳する言語の勉強だけではなく、日本語の勉強もすること。

②通訳する言語の国や文化について勉強すること。

③相手にわかるように、通訳すること。

楽しい、嬉しいこと

①普段会えないような人に会えたり、普段行けないところに行けたりできることが楽しい。

②相手に「ありがとう」と言われると嬉しい。

大変なこと

①相手の国のことや、相手の会社、仕事について勉強したり、新しい単語を勉強するのが大変だった。

印象に残っていること

①初めて通訳の仕事をした時。失敗して、悔しいと思ってたくさん勉強した。

②外国に出張して、スペインやメキシコへ行って、時差が大変だったことが思い出に残っている。

■調べてみて

①通訳の仕事をするには、日本語の勉強をすることも大切だということや同時通訳をするには相手の国や仕事などについて勉強する必要があることも初めて知りました。

②新しい単語を覚えるなど、通訳をする前にたくさんの準備が必要な大変な仕事だと思いました。

③TNさんの「初めて通訳の仕事で失敗した時、悔しくて、もっと勉強しようと思った」という言葉が印象に残っています。失敗しても、諦めず努力をすることが大切だと分かりました。

■参考資料

 ・https://www.creativevillage.ne.jp/78802

 ・取材 TNさん (2021年5月8日)

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